りんごの木が成るまで

日々感じたこと、想い

専門知識も大事だけど、それも相手に伝わらなきゃ意味ないよね

みなさん、お久しぶりですりんごです。
ブログの存在、たまに忘れかけるので思い出した時に書くようにすよ‪( ˙꒳​˙ᐢ )

さて、これはとりわけ理系の、特に技術や専門知識に拘っている人に多く見られる傾向かなと思うのだけど、専門知識の勉強ばかりしてそれを分かりやすく伝える訓練・勉強をしていない。
研究者や、著名な講演会を開く先生方もみんながみんなとは言わないが、伝え方が下手だなと感じる。
どれだけ高度な専門知識があっても、それが相手に意図するように伝わらなきゃ意味無いのだ。
発信する情報は、相手の受け取り方次第で全く違う解釈もされてしまう。
ここが情報伝達の難しいところである。

僕の今の仕事は農業者への技術指導や、経営支援など、いわゆるコンサルタントみたいな仕事をしている。
農業者へ技術指導する時、現場や作物を見ながら説明する時もあれば、家の庭先で指導することもある。
言葉一つで間違った伝わり方もするし、資料も大きい文字で書かないとそもそも見てもらえないこともある(指導対象は高齢の方が多いため)。
年齢、相手の知識量、言葉遣い・選び、資料のレイアウト…様々な事を意識して伝えないと、歪んで伝わる。

僕が農業者やその他多くの人たちと接する時に意識していることがいくつかある。
それは、①習うより慣れろということで、作物を実際に見てもらうことで、経験させる。 ②資料はできるだけシンプルに。重要な文章のみ書いて、あとは口頭で補足。 ③相手を否定しない。傾聴する。 ④楽しく、笑顔で などです。
そしてたまに相手に危機感を感じさせるみたいなこともします。

伝え方って、言ってしまえばコミュニケーション力があるかみたいなところに行き着くと思う。

なんか、取りまとめなくなってきたので、ここでいったん終わり。
兎に角にも、専門知識を深めて勉強している学生諸君、あるいは研究者や技術屋の社会人諸氏、コミュニケーション力上げて伝え方の工夫、表現の仕方勉強しような!せっかくの知識が宝の持ち腐れになるぞ!

つづく!