りんごの木が成るまで

日々感じたこと、想い

記憶は儚い

記憶は儚い。

僕は恐らく人より記憶力が良ない。

昔は記憶力、暗記力はすごい!と先生や親から褒められたけど、今はそんな気配すらない。

元々記憶力は悪いのだろうけど、当時子供の頃は暗記とかするだけで褒められるから、褒めて欲しい!という一心で頑張ってたような気もする。

今は、色々と悟ったというか、諦めたというか執着心があまりない。

昔よりは色々なことに対する許容量は増えた一方、こだわりとかなくなった。

それも一因にあると感じている。

とにかく忘れる。

インパクトあることは忘れないけど、その他はだいたい覚えてない。

妻とのデートや、家族との想い出、友達と何して遊んだとか細部はあまり覚えてないことが多い。

パソコンみたいにメモリの増設、HDDの増設、交換とかできればいいのになぁと思うけど、そういう訳にも行かない。


Twitterを始めとしたSNSを長くやってるともちろん仲良くなって会って飲んだりもあると思う。

僕もオフ会して飲んだり、リプで会話したりする。

ある日程々にリプして、会ったことあるフォロワーが垢消しをした。

この人は、僕がオフ会関わらずこれまで会ったことある人の中で最も儚い印象を受けた。

表情は常に笑顔で、話し方もSNS上での会話も普通だったけど、僕の直感がこの人はどこか今にもどこかに飛んでいきそうな儚さを感じた。

そして、ある日を境に垢消した。

ブログは消えた当時の時刻のままである。

今となっては垢名も思い出せない。

名前も顔も思い出せないけど、確かにそういう人と会話して、感じることがあったということだけ憶えている。

本当に記憶は儚い。

何故かふとその人のことを思い出した。

そんな2月18日の朝でした。